適度な気候・良質の水、そして多過ぎず少な過ぎずに竹が生える、よく手入れされた土壌からこそ最上のたけのこが育ちます。
最も美味しい早朝に、まだ土に埋もれている柔らかな筍を、根元から傷をつけずに掘り起こします。
朝堀たけのこの鮮度を保ち、美味しいままにお届けするために、掘り起こしてすぐに特殊なフィルムで包み、風情ある竹かごに入れて、大切にお届けします。
京都乙訓のたけのこ本来の風味を活かした佃煮は、地元の方からも愛される、この地の味に。
阪急京都線「東向日駅」をおりられてすぐ。是非京都へお越しの際はいらしてくださいませ。
春の味覚の王者 京たけのこ
京都のたけのこは、約300年の歴史があり 春の「旬」は、まさに竹の子です。
香月庵の竹林は、京都式軟化栽培法と言う伝統的な方法で、竹の子は良質で柔らかく、えぐみの少ない竹の子を作っています。
京都府内で生産される竹の子は、全国の一割程度で品質は“日本一”です。その代表的なのが「白子竹の子」と呼ばれる、柔らかくえぐみが少なく歯ざわりの良いのが特徴です。
京都式軟化栽培法
長岡京市とその周辺を乙訓(おとくに)地域と呼び、この一帯独自の栽培法です。
特長は、親竹(親になるまで5~7年かかる)の先を止めること・敷きわら・敷き草・土入れを施すことです。年間を通して丁寧に手入れを行います。(*一般的に軟化栽培法でつくられた食品には、ウドやアスパラガスがあります。)
竹藪は平らなところばかりではなく、所によっては険しい山になっている所もあり、竹の子畑一面に敷きわらと置き土の作業は、一輪車で運ぶ大変厳しい重労働ですが、柔らかな京都の竹の子を生産するためには欠かせない作業です。
掘り取りは地表面に出るまでに
竹の子は、空気にふれ光にあたると硬くなる性質があります。このため、京都の良質な竹の子は地下にあるうちに「ほり」と呼ばれる京都独特の農機具を使って掘り取られるのです。(*「ほり」クワは、人によっては長さが異なり、弊庵でのクワは、取っ手部分長さ76センチ・クワ長さ80センチもあり、身長に合わせて別注するそうです。)
香月庵の竹林は200年もの長い年月に渡り京都式軟化栽培法で「白子竹の子」つくりを続け、柔らかな美味しい竹の子を少しでも多くの人たちに味わって頂きたく、せっせと1年中手入れをしており、その愛情を注いだ竹の子は、有名京料理屋さんでも珍重されています。
朝掘りできれいに根元まで掘れなかった竹の子と言うだけで出荷出来ないので、農家の人は処分するか、持ち帰り佃煮などにして一年中食べていましたが、少し傷があっても京都乙訓産の朝掘りたけのこには間違えありません。
その美味しさを全国の食卓に運びたくて、朝掘りした“たけのこ”を水煮加工した佃煮など、色々な竹の子商品を販売する様になったのです。
地元・京都乙訓では、お土産にはやはり「ほんまもん」の竹の子を手土産にされる方が多くみられます。お陰様で、筍ご飯の素や佃煮等の詰め合わせは、お供えや故郷への帰省時のおみやげとして皆様にご利用頂いています。
これからも 先祖代々受け継がれてきた竹藪を守り、栽培に力を注ぎ、末永く皆様に美味しい京たけのこをご提供していく所存です。 京都乙訓農家の味をどうぞご賞味くださいませ。
店名 | 京たけのこ 香月庵(売店&カフェ:unknown cafe 香月庵) |
||
---|---|---|---|
住所 | 京都府向日市寺戸町梅ノ木1-2 |
||
TEL | 075-933-4560 |
FAX | 075-933-4458 |
営業時間 | 10:00~18:00(L.O. 17:00) |
定休日 | 火曜日・水曜日 |
取扱商品 | 京都乙訓産 朝堀りたけのこ、筍ご飯の素、筍佃煮各種、京の梅こぶ茶 他
|
||
メッセージ | 京都南西・西山山系の麓、乙訓地方では筍(たけのこ)栽培を約三百年前より営んできました。
ビールやウイスキーの仕込み水として使われる良質な地下水と豊かな土壌に恵まれた土地で、長い時の流れの中、たゆまぬ努力と創意工夫を重ね育んでまいりました乙訓のたけのこは、春の味覚の代表格として、全国にその名が知られております。 自家山竹林の一番おいしい時期の早朝(午前5時頃~8時頃までの間)に収穫したたけのこを原材料として、醤油・酢・味醂・山椒などの食材を使い、たけのこ本来の風味を活かした、春の薫りそのままのたけのこ商品を販売いたしております。私どもが自信を持っておすすめする「京・乙訓の筍」を是非一度お召し上がりください。 きっと「日本に生まれて良かった」と感じていただけると自負しております。 |
-
京都乙訓 朝掘りたけのこ
¥10,000 ~ ¥14,000 -
京都産・筍ご飯の素
¥702 ~ ¥1,134 -
京の梅こぶ茶・小袋入り
¥777 -
かつお土佐煮(筍つくだ煮)
¥702