北区紫野の本店にはご遠方からもお客様が来られます。
特製の丹波大納言どら焼きは、メディアでも取り上げられた話題の逸品。
アイスのようでアイスではない、葛を使った可愛い新食感スイーツ。
他店では出合えない、京都や日本各地の地産品を活かした創作銘菓も。
季節限定の生菓子は、旬を五感でお愉しみいただけます。
お手土産やお贈り物としてのご利用にも好評をいただいています。
京都にお越しの際は、ぜひ一度お立ち寄りください。
和菓子職人になったきっかけ
親戚が和菓子屋を経営していたこともあり、小さいころはよく手伝いをしていました。
しかし、そのころの私が抱く和菓子職人のイメージは"カッコ悪い"でした。和菓子職人といえば、かっぽう着に身を包み、地味な作業の繰り返し。野球選手や俳優に憧れる子どもはいるでしょうが、和菓子職人に憧れる子どもなんて、なかなかいません。
私が22歳のころ、アパレル関係の仕事が行き詰まり、どこか不満を抱く日々を送っていました。
そんなとき、和菓子屋を営む親戚が「あんたは食べるほうの仕事が向いとるよ」と言って、とある和菓子屋さんを紹介してくれたのです。
最初は正直乗り気ではありませんでした。
子どものころのイメージがありましたし、心のどこかで、和菓子職人という仕事をさげすんでいました。
しかし、実際に丁稚奉公(でっちぼうこう)として働き始めると、私の認識は間違いだったと分かったのです。
和菓子職人のこだわり抜かれた繊細かつ丁寧な仕事と、アートともいえる美しい京菓子をあらためて見たとき、私の持っていたイメージは変わり、こんな"カッコ良い"和菓子職人になりたい!と思ったのです。
修行を積み重ね続けての独立
そして私は修行に出ることを決意し、京菓子司「与楽」にて20年間を過ごしました。そのうち、7年は修行期間として丁稚奉公、残りの13年は社員として雇ってもらっていました。
小さいころに親戚の和菓子屋を手伝っていましたが、それは子どものころの話です。
子どもに任せられる仕事なんてものは、たかが知れています。そのため、ほとんど素人同然で、和菓子の世界へ飛び込んだのです。
本当に何も知らないことばかりで、専門用語や道具の名前を覚えるところから始めました。
そのなかでも一番難しかったことは、仕込みにおける塩梅(あんばい)、つまり塩加減です。ちょっとした誤差が、味と食感を大きく左右する上、季節やその日の気温によっても微調整が必要となります。
感覚に頼る部分が大きいので、それをつかむまでが大変でした。
そうして経験を重ねていくうちに、いつしか任せてもらえる仕事も増えてきました。「実力が認められたんだ」と感じることができて、とても嬉しかったですね。
丁稚奉公での修行期間を終えたら、すぐに独立する人が多いなか、私はそこから更に13年間勉強に費やしました。店を持つ準備はもちろんのこと、私自身の技量をさらに高めるため、この時間はとても大切なものとなりました。
もっと早く独立したいと焦る気持ちもありましたが、今思えば良かったと感じています。
この20年の修行で得た確かな「技術」と「自信」を胸に「和菓子いけだ」は、今日も笑顔で営業しています。
そして京都といえば京菓子。京菓子の特長の一つとして、五感で味わうといわれています。色や形を目で、食感と味を舌で、香りを鼻で、菓子の銘(名前)を耳で楽しむのです。
もう一つの魅力として、京菓子は抽象的な存在であるということ。例えば、もみじの形を再現したお菓子であれば、「秋っぽい」というのは伝わりますよね。しかし、京菓子はそうした直接的な表現はしません。食べる人が菓子の「銘」と京菓子の色合いを見て、想像できるようにしているのです。そこが京菓子の奥深さでもあり、京菓子ならではの魅力であるといえます。
日本だけでなく世界の方に楽しんでいただける京菓子を、私は作っていきたいと考えております。
店名 | 和菓子いけだ |
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住所 | 京都市北区紫野下柳町48-3 |
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TEL | 075-495-9170 |
FAX | 075-495-9170 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 日曜・月曜 |
取扱商品 | どら焼き、わらび餅 他、和菓子各種 |
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メッセージ |
当店は、季節の生菓子を中心に販売しており、自家製のあんこにこだわり、北海道小豆・丹波大納言を使用しております。季節の生菓子を中心に一つ一つ丁寧に作り、こだわりのいけだのあんこを使用した季節の生菓子を中心に販売しております。 皆様のお越しをお待ち申し上げております。 |
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丹波大納言 どら焼き 木箱入り
¥5,800 -
黒糖わらびもち
¥1,100 -
しまなみ檸檬ケーキ 化粧箱入り
¥1,750 ~ ¥3,300 -
京のくずあそび
¥2,700 ~ ¥9,600