お茶と京都の文化の話になると鋭さを増す社長の視線。文化を牽引している自負がある。
社長のアイディアで生まれた『茶游堂』の抹茶を使ったスイーツたち。
本場宇治としてこだわる抹茶は、老舗「上林春松本店」の石臼挽き抹茶を厳選。
濃茶の風味を存分に活かした『濃茶ロールケーキ』。やみつきになる美味さ。
宇治プリンが最近のヒット商品。抹茶味とほうじ茶味で、味の違いを楽しめます。
宇治抹茶赤飯まんじゅうは、縁起に因んだ銘菓としてお祝い事にも人気。
京都宇治・六地蔵にOPENした茶游堂ショップでは、ご遠方から沢山の方々がお越しに。
店内では茶游堂 当主こだわりの宇治抹茶スイーツがごゆっくりとお選びいただけます。
最後は笑顔で『茶游堂』の商品をアピール。スタッフともども皆さんのご購入をお待ちしています
茶游堂が洋風和菓子(抹茶スイーツ)の先駆者と言われる由縁
お茶は、急須で淹れて飲む飲料と決まっていた25年前の事です。
急須で淹れると、茶葉の量、淹れる湯加減で味にかなり差があり、また淹れる度にも差が出るとても繊細な飲料お茶。そのため、茶製造元が、いくら頑張って美味しいお茶を作り販売しても、悲しいことに2次加工食品のお茶は、茶葉をお客様自ら、急須で抽出していただかなくてはなりません。
そのため、先様で、百人百様、千人千様で、美味しく淹れて飲まれている方が、どれくらい居られたか。
もちろん、日本文化である宇治茶をこよなく愛し、繊細な味を引き出してくださるお客様もおられる中、反対に、お茶の淹れ方を直接ご説明しに伺うまで、全く異なる淹れ方をされているお客様が沢山おられる・・・。そんな時お茶の缶ドリンクが発売されました。
そのとき私は、「簡単便利で、何時でも何処でも、味はともかく同じ味で飲める飲料が出来て自販機で販売されたらお茶のライフスタイルは変わる。」そう日本茶の歴史の中でも、大きな時代の変化だと危機感を感じました。
当時、お茶屋さんは、「こんなのは本当に美味しいお茶ではない」と普及に懐疑的だったのが実情でした。しかしそれは、美味しく急須で淹れたお茶を、消費者様が飲まれていたら馬鹿にも出来ますが、大半は淹れ方が悪く美味しいお茶を美味しく飲めなかったので、缶ドリンクに消費者様が移行してしまったのでしょう。
缶ドリンクの売上が短期間で1億2千万本まで増加し、種類もここまで豊富になった事からも、それは消費者様に缶ドリンクの味が認知されてしまった証です。
そこで私は、別の形で、お茶の美味しさを追求して、お茶屋でも美味しいと納得する一時加工食品を作り出すことに奔走し、宇治のお茶屋として初めてと云える「抹茶スイーツ」の製造部門を立ち上げ、『千人一様、皆様がお茶の美味しさを最大限に引き出した同じ味を召し上がれる抹茶スイーツ』を生みだしました。宇治茶文化の未来を守るために・・・。
それは今のように抹茶スイーツが当たり前のものとして存在するなんて、想像もできない時代。販売し始めた頃は、親交の深い宇治のお茶屋さんにも、「お茶屋はお茶だけ売っていれば良いのに」と言われるような時代でした。
追従を許さず進化する茶游堂
現在、お茶を使用したお菓子は飽和状態で、大手メーカーも参加して、全く本来のお茶ではない味のするお茶スイーツも販売されだし、抹茶スイーツの存続もだんだん危ない状態になりつつあります。
茶游堂は、抹茶のスイーツを売れるから販売するのでなく、珈琲と真反対のスタイル(※)になるお茶のスタイルを止めることができないのであれば、『お茶の美味しさをスイーツに乗せて未来に残す』ために私は、別の世界感を作りあげたのです。
※珈琲は、「インスタント→缶ドリンク→豆を挽いて本格的に」と進化。お茶は、「茶葉を急須で本格的に→缶ドリンク、ペットボトル→インスタント」と進化。
お菓子屋感覚でなく、『お茶屋感覚』で作り出される抹茶スイーツは、目隠しをしていてもしっかりと新鮮なお茶の味を感じて頂ける商品作りをしています。
「宇治のお茶の味を後世にスイーツの形で残す」と言うコンセプトで作られた、茶游堂抹茶スイーツは『食べるお茶』。お茶屋が本気で作る至高のスイーツ、千年の歴史をもつ宇治茶同様に、不変不滅のほんまもんをご紹介しております。
ごくごくありふれたお菓子を抹茶スイーツに
茶游堂の抹茶スイーツは、全ての消費者の方々が、幼い頃から一度は食べた事のあるお菓子を抹茶スイーツに変えることで、宇治茶を、「これからもより身近で親しみやすいものに」との想いを込めております。
抹茶飴、茶団子、抹茶羊羹などお茶を使った「抹茶菓子」は、昔から沢山宇治には御座いますが、現代の抹茶スイーツの時代を創り上げたと云われる、抹茶トリュフチョコレートをはじめ抹茶バームクーヘン、抹茶パウンドケーキ、抹茶ロールケーキなど『新鮮な抹茶の味のする宇治抹茶スイーツ』は、宇治のお茶屋として、日本で最初に世に送り出したのが、京銘茶 茶游堂当主です。
中でも『濃茶ロールケーキ』は2006年発売以来、雑誌やテレビでも、お茶屋のスイーツというだけではなく、『濃茶』という宇治茶の昔からの文化、歴史背景とともに多くご紹介をいただき、今までは全国各地で「宇治茶」というものだったペットボトルなど様々な利便性の良い商品に、消費者様に、『濃い』という質の認識へも広く普及してきております。
これからも、『宇治茶の歴史・文化を後世へ』という変える事の出来ない私の人生ともいえる初志を大切にし、やがて輪廻して何年、いや何百年後にまた急須で茶葉を淹れて飲むのが、新しい本格的としてブームになった時に、お茶の味は、茶游堂の濃茶ロールの様な味と言われる様になりたいと思っています。
店名 | 京銘茶 茶游堂 本店 |
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住所 | 京都府宇治市六地蔵奈良町56 |
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TEL | 0774-33-8236 |
FAX | 0774-33-8677 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 水曜、第3日曜 |
取扱商品 | 抹茶スイーツ、宇治茶 全般 |
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メッセージ | 天文三年、永谷宗円より伝わりし京の宇治茶。 この京都宇治の地で育まれた抹茶や緑茶を丹念に吟味した素材と伝統の宇治製法を基に茶游堂ブランドとして、新しい試みや技術を織りまぜ京の宇治茶の広がりをみなさまにお届けしてまいります。 伝統の宇治製法で作られた煎茶や玉露などの緑茶はもちろん、石臼挽き宇治抹茶を贅沢に使用した風情豊かなロールケーキやチーズケーキなどの宇治抹茶スイーツをおもてなしの心とともに京都からお届けいたします。 茶葉をそのまま挽いた抹茶は天然のファイバードリンク。その抹茶をたっぷり使用した弊庵の抹茶スイーツは、まさにファイバースイーツなのです。 お茶屋だからこそ出来る「ほんまもん」の宇治抹茶菓子「ファイバースイーツ」を是非お召し上がり下さいませ。 |
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濃茶 -初昔 はつむかし-
¥7,000 ~ ¥44,800 -
抹茶チーズケーキ 5個入(化粧箱入)
¥2,160 -
宇治抹茶チョコクランチ【茶乃樹】
¥1,620 -
京わらび餅
¥990