一晩水に浸け、すり潰す直前の大豆。大豆は全国の産地から厳選した国産大豆を使用しております。
大豆をすり機ですり潰したものを「のた」といい、それを釜で炊きます。
湯葉をすくうタイミングの見極めは難しく、引き上げのタイミングが5秒違うとかたさが変わります。
無添加にこだわり、美味しくからだにやさしい湯葉をつくりあげております。
本店から少し離れた場所にある、小売専門の桂東店。生湯葉はもちろん湯葉のお惣菜や乾燥湯葉も販売しております。
巣林庵の「こだわり」
巣林庵は創業以来、京の地で変わらぬ味を守り続けております。
厳選した国産大豆と、西山・愛宕山を源とする水源の地下50mから汲み上げられた天然水を使用し、先々代が自ら積み上げた煉瓦造りの釜で、湯葉汁(豆乳)の炊き上げから湯葉加工仕上げに至るまで一貫して1つ1つ職人の手仕事にて製造いたしております。良い素材と職人の技でお客様に喜んでいただけるような湯葉を作り続けていくことが、京の良き伝統を伝えていくことになると思っております。
大豆を水に浸けてふやかし、すり潰してから釜で炊き、それを漉した豆乳を温めると薄い膜ができます。これを引き上げたものが「生湯葉」で、乾燥させたものが「干し(乾燥)湯葉」です。
うちの特徴は、こうして釜で炊いていることです。今の豆腐屋さんや湯葉屋さんの多くは、すり潰し機と釜と圧縮機がひとつになった機械を使われているようですが、機械で炊くのと釜で人がついて炊くのとでは味が違ってくるので、うちでは使っていません。
消泡剤も使わないため、泡が沸き立たないように釜につききりでかき混ぜていないといけません。それでも添加物を一切使わず、その日作りたての商品をお客様に提供すること。それが、うちのこだわりです。
職人の「技」
また、うちの湯葉は全体的にやわらかいんですが、やわらかく作るのは難しい。できるようになるまで、早い人で1年、普通でも2年くらいかかります。湯葉のかたまるスピードは、最初の頃と、ある程度引き上げてからの頃とでは全然違います。
今が頃合いや、と的確に判断できる力とスピードを備えているのが職人です。やわらかいほど破けやすく難しい。5秒違えばかたさが変わる。タイミングを逃さないよう、湯葉を作り始めたら、終わるまで誰も座りません。手が放せないような商品の時は食事もできないんですよ。
日本全国の方に食べていただきたい
うちの湯葉はお客様に安心して召し上がっていただける商品を提供するために、防腐剤などの添加物を使っておりません。そのことによって消費期限がどうしても短くなってしまいます。それでも全国の方にうちの湯葉を知っていただけるように、各地の催し物や物産展などに参加させていただき、今ではたくさんのお客様からご贔屓にしていただいております。
これからも頑固なほどに作り方にこだわり、品質にこだわり、良いものを生産することを心がけ、毎日一品ごとに丁寧に手作りしていきたいと思っております。
店名 | 巣林庵 湯葉工房 |
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住所 | 京都市西京区川島東代町32-14 |
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TEL | 075-391-5234 |
FAX | 075-391-4277 |
営業時間 | 9時00分~17時00分 |
定休日 | 水・日曜日 |
取扱商品 | くみあげゆば、引き上げゆば、小巻ゆば等 生湯葉各種 つつみゆば、ゆばしんじょう、乾燥湯葉など |
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メッセージ | 厳選した大豆と清らかな天然水を使用し、一つ一つ職人の手仕事によって作り上げた当店の湯葉を、ぜひご賞味ください。 |
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