ただ今出荷作業真っ最中。鋏を使って一つずつ収穫、1年の苦労が実を結ぶ時です
手のひらいっぱいの大きさの鹿背山の柿。京都に伝わる伝統の柿です
一つ一つ手で選る選果作業中。細かなところまでお客様の立場に立ってチェック
玉太りも姿も申し分なし、もちろん味は京都を代表する美味さの詰まった鹿背山出荷組合の柿
鹿背山柿出荷組合の仲間たち。みんな一生懸命美味しい柿を作っています
大正時代からの柿産地です
木津川市の鹿背山(かせやま)はおよそ100年前、大正時代からずっと続く富有柿の産地です。私たち鹿背山柿出荷組合は、先輩たちが努力して築いてきた特産品の柿を組合員7軒(14人)で一生懸命守っています。
この鹿背山は、京都に近いという立地条件の良さももちろんあったのですが、土が砂地で山手なので寒暖の差が大きい、それで美味しい柿の産地になったようです。果物は全般にあたたかい日中と寒い夜間の気温の差が美味しさに繋がりますが、そこがこの鹿背山は立地的に最高なんです。
大正時代から愛されている柿産地としての誇り
ただ長い歴史があって、美味しい柿というだけではお客様に喜ばれません。どうせ柿をたくさん作るなら多くの皆さんに喜んでいただきたい、たくさんの方に買っていただき「あー甘くて本当に美味しい柿やね」と言っていただきたいと思いますからね(笑い)
そこで3年ほど前から一つ一つの柿に袋をかけて、傷がつかないように、とても糖度が高くて美しい柿を生産しました。
出荷基準も一般的な柿よりも2度以上高い18度以上とし、贈答用として化粧箱に入れて出荷しています。
袋がけをするにはもちろん袋をかける手間がかかるわけで、大変な作業なのですが、ここは京都で大正時代から愛されている柿産地としての誇りもありますし(笑い)、手間を惜しみなくかけて、上等な一品を作ろうと組合員が一丸となって取り組んでいます。
甘熟柿に関していえば、18度以上でしかも美しい贈答用の柿を作るのはなかなか難しい基準なんですが、私たち木津川市に2か所設置している直売所のお客さんがやはり「甘い柿がほしい」「多少価格が高くても良いから美味しい柿が欲しい」と、そんな声をたくさんいただくものですから、あれこれ試行錯誤しながら頑張っています。
今、直売所のことを言いましたが、これは本当に大事なことですね。お客様との接点の場所ですから、生の声をダイレクトに聞けると言う点では本当にありがたいことで、自分たちだけではなかなか気づかないことをいろいろ教えていただいています。また、何よりお役様の声を活かして、美味しい柿づくりに繋げることができます。
私たちは今までも、そしてこれからも鹿背山の柿をブランド化し、地域の活性化を目指しているのですが、それができるかどうかはお客様からいただいた「声」をいかに反映させていくのかだと思っています。
直売所やイベントで「美味しかったからまた買いに来たよ」といっていただけることが一番うれしい瞬間であり、柿を作っててよかったなとつくづく思います。
この言葉があるから7軒(14人)仲良く続けられるのだと思います。
店名 | 鹿背山柿出荷組合 |
||
---|---|---|---|
住所 | 木津川市木津白口26−2(柿直売所) |
||
TEL | 0774-72-5421 |
FAX | 0774-72-5421 |
営業時間 | 13:00~17:00 (9月中旬~12月中旬) |
定休日 | 月・水・金 |
取扱商品 | 富有柿(赤秀2L/L、青秀2L/L)、甘熟柿(3L/2L)、西村早生柿(3L/2L/L)) |
||
メッセージ | オオタカなどが生息する自然豊かな京都府木津川市の鹿背山で、特産品の柿を生産・販売しています。 約100年前から京都山城かせやまの柿として親しまれ、特産品として育まれてきた柿を、これからも継承し、ブランド品としてますます確立していきたいと思っています。 品質管理面においては、成熟するまでの生育管理と収穫時の選別には特に徹底を図り、顧客満足度を少しでも上げられるよう、お客さまの立場に立って創意工夫しております。 木津川市に直売所を2ケ所設置していますが、そのことでいつもお客様の反応や要望・クレーム等の声を直接聞くことができ、すばやい対応を図れることも組合運営にとってプラス材料になっています。 かせやま柿出荷組合は、美味しさを追及し、皆さんに喜んでいただける安心・安全な柿づくりを目指しています。 |
-
京都鹿背山特産 甘熟柿(3L)6個入
¥2,100 ~ ¥3,000 -
京都鹿背山特産 甘熟柿(2L)6個入
¥2,300 ~ ¥2,700 -
京都鹿背山特産 富有柿(赤秀2L:15個)
¥3,600 -
京都鹿背山特産 富有柿(赤秀L:18個)
¥3,300