京都宇治の地に江戸時代からつづく碾茶農家「長谷川榮製茶場」が手掛ける、お茶のセレクトショップ。
毎年五月には、自然仕立ての「覆下茶園」で育てられた茶樹の新芽を一枚一枚丁寧に手摘みします。
摘み採った新芽は、いくつもの工程を経て、碾茶、抹茶として仕立てられます。
「茶舗 ゆと葉」の店舗は、京都の南に位置する宇治エリアの「六地蔵」という地域にあります。
店舗では、お茶の全ラインナップのほか、お菓子やお茶にまつわる道具などをセレクトして取り揃えております。
丁寧な手仕事で作られたお茶だから叶うお茶の魅力をお届けします。
おいしいお茶との出会いを、五感で楽しみながら体験してください。
茶農家からの贈り物 ®
「茶舗 ゆと葉」は、京都宇治の地に江戸時代からつづく碾茶農家がいとなむお茶のセレクトショップです。自園「長谷川榮製茶場」の上質な抹茶、碾茶商品を通して、365日のあなたに寄り添います。
「茶舗 ゆと葉」をいとなむ長谷川榮製茶場は、江戸時代より代々続く「碾茶(てんちゃ)」をつくる茶農家です。今では数少なくなった、宇治の伝統栽培法である「覆い下栽培」「自然仕立ての茶園」にこだわり、お茶作りを続けています。
私たちがつくるお茶は、京都宇治「六地蔵・木幡」という山土で育まれた、最高級の抹茶の原料となるお茶「碾茶」です。六世代にわたっていとなむ自家茶園にて土づくりから丁寧におこない、自社茶工場で仕立てた商品を皆さまにお届けしております。
柔らかなお茶の新芽は、すべて手摘みで一葉一葉収穫します。元来、宇治産の碾茶は、石臼でひかれて「宇治抹茶」となるのがふつうですが、実は「碾茶」としてそのまま飲むのも最高だと、茶農家である私たちは思っています。
ずっと作り手だけが味わってきたこの「稀もん」のお茶を、もっと手軽に多くの方にも味わっていただきたいと思い、お福分けするつもりで商品を拵え、「茶舗 ゆと葉」を通してご紹介させていただいております。
私たちの碾茶は、すぅーっと心地よい風が通り抜けるような、なごみのお茶です。旨味がやさしく染み入って心と体がやすらぎます。そして、その碾茶を石臼でひいて仕立てたお抹茶もまた極上です。冴えのある緑色と深みのある旨みをお楽しみください。
茶農家からの贈り物 ®、ぜひお召し上がりくださいませ。
宇治抹茶・宇治碾茶づくり
碾茶(てんちゃ)とは、抹茶の原料となるお茶のこと。
お茶は農作物。「茶舗 ゆと葉」をいとなむ長谷川榮製茶場の京都宇治にある自家茶園では、良いお茶が収穫できるよう、一年を通して手作業で心を込めて茶畑の世話をしています。
新芽が芽吹く頃に肥料をたっぷり含んだ自然仕立ての「覆下茶園」で育てられた茶葉を、丁寧に一葉一葉手で摘み採り、蒸し、碾茶炉という独特の炉で乾燥させたものを「宇治碾茶」、そして、その碾茶を石臼で丁寧にひき、粉末状にしたものを「宇治抹茶」と呼びます。
碾茶は手で揉まないので、茶葉は細くない独特の形をしています。葉がふわっとして軽やか、緑が濃いのも特徴です。
手摘み茶葉はとても繊細で、同じ原料でも、碾き方しだいで味はもちろん、色の冴えも変わります。
1時間かけて、碾きあがりはたった40g。石臼に熱がこもると味が変わるので、付きっきりの碾き作業です。
抹茶をいかにおいしく飲んでもらえるかを考えながら、丁寧に行います。
石臼で丁寧に挽いたものを篩でふるって粒子を整えたら、ついに宇治の手摘み抹茶の完成です。
目に鮮やかな深みのあるグリーン。そして、ふくよかで上品な風味と芳醇な香りと余韻。五感で楽しみ、味わっていただける特別なお抹茶です。

店名 | 茶舗ゆと葉 crafted by 長谷川榮製茶場 |
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住所 | 京都府宇治市六地蔵町並14 |
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TEL | 0774-33-2741 |
FAX | 0774-33-2152 |
店舗営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 原則:月・木・日曜 ※茶摘み等の作業でお休みをいただく場合がございます。 最新の営業日は Instagram をご覧くださいませ。 |
取扱商品 | 自家茶園茶葉(京都府宇治市産)、宇治茶・宇治抹茶菓子各種 |
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メッセージ |
京都宇治の碾茶農家として、昔ながらの伝統栽培法を次の世代につなぐべく茶作りに努めてきました。 我が子のように慈しみ育てた手摘み茶葉。その一葉一葉が「お茶」として皆さまのお手元に届くまでには、春夏秋冬、一年を通してたくさんの人たちの丁寧な手仕事があります。 一日一日、心を込めてつくられた「お茶」が、皆さまにとってご自身へのご褒美や、ときには大切な方への贈り物として、日々の生活に寄り添い、素敵なご縁をつなぐ一助となれば幸いです。 長谷川榮製茶場 六代目 |