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伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)
伏見稲荷大社は全国の稲荷神社の総本宮で、京都の古い神社のひとつ。参拝者数も全国屈指の数を誇り、正月や毎月1日、午の日には特に賑わいます。商売繁盛の神様として有名で、「いなり」の語源は「いねなり」とも、五穀豊穣の神様として、農耕に携わる人たちからだけでなく、商業に携わる人たちからも厚く信仰されています。
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清水寺(きよみずでら)
東山音羽山麓に広がる堂塔伽藍(どうとうがらん)を配した大寺で、京都にあっても特に著名な寺のひとつです。高さ11mの「清水の舞台」は、舞楽などを奉納するために設けられた舞台で、京都の街並みが一望できます。
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宇治上神社(うじがみじんじゃ)
祭神は、応神天皇とその皇子菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)及び兄の仁徳天皇とされています。本殿は、平安時代後期に建てられた現存するわが国最古の神社建築です。境内にはその他、鎌倉時代に建てられた春日神社などの摂社や、宇治七名水のひとつ「桐原水」があります。
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金閣寺(きんかくじ)
鏡湖池(きょうこち)の水面に、華やかな姿を映す金閣が、そのまま寺の通称になっています。足利義満が隠居地として西園寺家から譲り受け、そこに金箔を貼った舎利殿を新築するなどして、山荘北山殿を築いたのが始まりとされています。昭和25年に放火により焼失しましたが、昭和30年に復元・再建され、世界遺産に登録されています。
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鞍馬寺(くらまでら)
京都の中心から北に約20km、山裾の鞍馬街道に面した所に仁王門があります。ここ一帯は豊かな自然が残されており、源義経が少年時代に寺に預けられ、天狗に武芸を習ったという伝説でも知られています。鞍馬寺から貴船神社に向かう山道には、樹齢1000年ともいわれる大きな杉もあります。
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龍安寺(りょうあんじ)
臨済宗妙心寺派の古刹で、細川勝元が妙心寺の義天玄承を開山として創建されたものです。 禅の心を表す石庭として大変有名なお寺です。応仁の乱で焼失し、勝元の子・政元が再興しましたが、寛政9年の火災で方丈・仏殿・開山堂などを失いました。現在は西源院の方丈を移設したものになります。